日本の病院について

健康と栄養

ついに40歳という節目を迎えたため、初めての乳がんの診察へ赴く事に。

検診自体行くつもりは全くなかったのですが、今年の春頃から脇の中あたりにしこりのようなものがずっとあったので。仕方がないから行きますか…といった気持ちでした。

マンモグラフィーはやりません。これには賛否両論あると思いますが、正直こんな検査をしているのは日本くらいです。これを無理に受けて被ばくをして、ならなくてもいい乳がんを発症する人も少なからずいるからです。(こんな事を医師の前で言ってしまうと変人だと思われますのであえて伏せますが:笑)

エコー検査超音波のみですが、悪性か良性かを診るには十分だと思います。

確実な方法とまでは言いませんが、癌をとても小さなうちから見つけるのは不可能に等しいと思っています。血液検査でも結果に表れない、腫瘍マーカー検査も小さなうちは発見が難しいものです。

結論をお伝えすると、私の場合はリンパ節が腫れていただけで悪性腫瘍ではありませんでした。

映像ではリンパは平たい状態で見えていて、その中が何らかの原因で腫れていると、画像では二重になって見えます。ところがこれが悪性の場合は、形がとがっていたり、明らかに黒くなって影の様になっていたりすると悪性の疑いがありと診断されます。

腕のある経験豊富な技師であれば、触診しただけでもわかるようです。

病院の待ち時間に気が付いたこと

しかし病院は待ち時間が長いです。皆さんはその間何をして過ごされていますか?

私はいつも必ず図書館で借りた本や、家にある読みかけの本を持参します。

心から「ただ待つ時間」というのが本当にもったいないと思うからです。

周りを見渡すとどうでしょう。

ただ暇そうにじっと待っている人が大半。スマホをじっと見つめている人も多いです。

ようやく名前が呼ばれて看護師さんが来て「どこかお変わりないですか?」と尋ねると「何もないです。普通ですよ。」

何もなく普通なのに病院へ来る。何もないのにただじっと待っている。

これはもう本当に日本特有の光景だと思いました。

本来なら病院は本当に処置や治療、命に係わる薬がどうしても必要な人が訪れる場所です。勿論健康診断や今回の私の様に、所見が見られる場合は診察を受ける方が望ましい場合もあります。どうしても薬が必要な人。心筋梗塞や脳梗塞の既往歴がある人などは通わざるを得ないのも十分わかっています。(現に私の主人がそうです)

それでもやはり日本は世界各国からみても病院大好き民です。

欧米で「何もなく普通」の状態で病院へ行く事は容易ではありません。ご存知の方も多いと思いますが、医療費が莫大にかかるからです。

だからこそ、欧米の人達は日頃から自身の体調管理にはとても気を付けていますし、サプリメントも日本以上に本格的です。日本にもサプリメントは数えきれないほどありますが、海外のサプリメントは薬に限りなく近いものがあります。日本の物とでは含有量が大きく違うからです。

マグネシウムにしてもビタミン剤にしても。一日に必要な摂取量は勿論の事、吸収率が良いのも特徴ではないでしょうか。また、日本と相違があると言えば人工甘味料や添加物があまり使用されていないこと。一昔前の日本にもそんなものは存在さえしませんでした。

ところが現在ではありとあらゆる食べ物やサプリメントにおびただしい程の添加物が配合されています。プロテインもその一つですね。色々な味も楽しめて、筋肉をつけたり、お肉をあまりとれない小食の人にもおすすめされています。ですが、まず安易には購入せずに必ず配合されている内容を確認してもらいたいです。大体のプロテインには「スクラロース、アセスルファム」と記載があります。どちらにしても体には良い物ではありません。

昔の人の様に納豆を食したり、積極的に豆腐を食べるなど。タンパク質を摂る方法は十分あります。ただ、植物性のものよりも動物性タンパク質の方が吸収力は優れている為、どうしても肉類が食べられない人は乳製品で摂取してもいいと思います。

自分の体の不調を整えるのは結局自分

何か不調があるとすぐに病院へ駆け込むのも日本人の特徴です。

「体がだるい、疲れやすい、めまい、腹痛、胃痛」など症状は様々です。大半は原因がわからず「ストレスですかね。お薬出しておきますね。」と言われるがままに処方された薬を飲み、改善される事もなくまた病院へ向かう…。自律神経の乱れも大きく表れるのも日本人ならでは。それほど日本は働きすぎ、頑張りすぎる人が多いのです。

とはいえ、この症状は医者が治してくれるものではありません。

風邪もそうですが、結局最終的には自分の体が自分の体を治し整えるのです。

身体の最終警告の癌もそうです。癌は冷えの病とも言われ、生活習慣病の代名詞と言ってもいいくらいです。体の冷えもそうですが、日本人は「心の冷え」を抱えている人も多い様に感じます。

この癌でさえ医者が治してくれるものではありません。

そもそも癌自体がウイルスでも細菌でもなく、自分の細胞なのでどうする事もできないのです。抗がん剤で治療をしましょう。と当たり前の様に言われますが、本来の自身の免疫細胞までもが破壊される、体に原爆を投下するようなものです。とある医師が話しておりました。もし自分が癌になったら抗がん剤を使用するのか?と問われると、やらないと告げる医師がほとんどだそうです。

ではどう対処するのか。

癌になったらそのまま何もせずに死を待つだけでしょうか?

そんなことはありません。

癌になり、初めて病気と向き合い、自分がどのような生き方をするのかを気づけた人が沢山います。人は慣れと当たり前が普通と思って生きています。何事もなく、代り映えのない明日が、寝て起きたら訪れるのが当たり前と思う。

今日一日生きられることに感謝をする人がどのくらいいるでしょうか。

楽しくいつまでも、若く健康で長生きが出来るのなら、それに越したことはありません。

ただ生きるものは必ず老いがやってきますし、死なない生き物は存在しません。

今を生きられている事に精一杯感謝をして、自分の体の事は最後まで自分が管理する事。

ジャンクフードやコンビニ食、冷凍食品やインスタントなど。いつまでも自分の体を痛めつけているようでは、体の不調も改善はしません。

一日一日を大切に、今日会えた人にも出来る限り感謝をする事。

今の自分がある事にも、ご先祖様への感謝も忘れずに。

感謝の思いが必ず良い未来を創る最初のステップになると思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました