
悲劇のヒロイン
という言葉を聞いたことはありませんか?
私はこんなに辛い思いをしている
こんなに大変な目にあった
あの人は何不自由なく暮らせて羨ましい等
とにかく私という主軸を他者と比較して
私の方がこんなにかわいそう
なぜあの人ばかりがいい目にあっているのか等
これは実体験でもあるのですが
人が生み出す憎悪の塊は
感情だけではなく物質的にも塊を生み出す
という経験をしたので
ご紹介したいと思います
喪失感

私は2月に母を癌で亡くしました
まだ60歳でした
母は5年以上も前に卵巣癌を発症し、子宮共に全摘出
その後は再発する事もなく穏やかに暮らしていました
ですがある日、突然の末期ステージⅣの宣告を受け
その一年後には帰らぬ人となったのです
定期的に検査もしていたのに
腫瘍マーカーの数値も安定していたのに
あまりにも急すぎる上、再発場所は直腸という
婦人科には全く関係のない場所だったのです
あんなに元気だった母が突然いなくなってしまい
私は悲しみどころではなく
いつの間にか、周囲の人達へ憎悪の感情が表れ始めたのです
憎悪が生み出したもの
母が亡くなったのは、病院の医師が処方し続けた免疫抑制剤のせい
そう思う日が長く続き、病院が嫌いでした

その他仕事中に会う態度の悪いお客様を見ると
なぜこんな人が生きていて母が死んでしまったのか
なぜ何も貢献していない生活保護者がのうのうと生きていて
母は生きていないのか
あなたのそばには母親がいるじゃない
何がそんなに辛いの?
とんでもない憎しみと怒りが
私の体中を巡っていたと思います
その結果どうなったかというと
母が亡くなってから10か月
深夜の腹痛、痙攣の様な震えと嗚咽により救急搬送
私の体にはなんと塊ができていたのです
卵巣嚢胞約8センチ
緊急手術の方向で即入院
卵巣茎捻転の疑いの為
この時ばかりは覚悟して
入院と手術の覚悟を決めました
ところが事態は思わぬ方向へ転換
腫瘍マーカーCA19-9の数値がなんと1330
平均値は30~50程と言われています
その他CA125、こちらも1000超え
万が一悪性の場合を考慮すると
今すぐに手術する方が危険との事により
緊急手術はなくなりました
私にとって複雑な状況となり
手術なしでよかったものの
他の病の可能性があるという事が浮かび上がり
私も、話を聞いていた主人も不安でした
ここから私の生活スタイルが少しずつ変わり始めます
改善したこと

その後は全く食欲がない日が続き
いつも胃がムカムカと吐き気もありました
結局私も母と同じ病になり
9割は遺伝で発症するものなんだと
半ば諦めていた時
入院中と診察の待ち時間中に
最後まで読み切れていなかった本を読むことにしました
『人生を最大限に生きる』

元々本を読むのが習慣だった為
何のためらいもなく読み続けていたのですが
これまで読んできた良書の集大成のような本でした
そこで気づかされました
そもそも私の中にこの大きな塊が出来たのは私自身のせい
私が周りに怒りや憎しみ、憎悪の感情を抱いた為に起きた
まさに自分で蒔いた種が発芽したようなもの
このままではいけないと思い
私はここから、他人への対応の仕方や
これまでの考えを改める事にしたのです
これはきっと、母が憎しみを抱いている私を止める為に
「そうじゃないんだよ」と気づかせてくれたのだと思います
もし、このことに気がつかなければ、私の塊は
本当に手遅れとなり「癌」と呼ばれていたかもしれません
現在は「レルミナ」という偽閉経を起こす薬を飲み
ホルモンバランスの調整をしています
自分の塊の原因が分かった時
とてもスッキリした気持ちになりました
なんとなくですが
私の考え方と行動を変える事で
塊も自然消失する確信があるのです
今後そんな回復の報告を
皆さんに出来る事を楽しみにしています
そしてもし、私と同じ思いをしている人がいるなら
どうか一度自分自身の行動を
振り返ってみてほしい
必ずどこかに原因自分論があるはずです


コメント