なぜ暑いのに風邪をひく？夏に流行る風邪の正体

この記事では、快適な季節にどうして風邪が流行るのか。

また、どうすれば予防が出来るのか。

「もしかしてこんな時期にコロナ？」と不安に思われる方もいるかもしれません。

そんな不安を登録販売者の管理人まろんが解消、解説していきます🐰

楽しい夏を過ごす為にも今から予防対策しっかり取り組んでいきましょう✨

夏でも風邪が流行るのはなぜ？

夏風邪の原因となるウイルス(エンテロウイルスやアデノウィルス等)は暑さや湿気を好み、夏場に活発化しやすい特徴があります。

エアコンによる冷えや、冷たい物の摂りすぎで体が冷え、体温調節や免疫力が乱れやすくなります。これがウイルスへの抵抗力を低下させ、風邪をひきやすくなるのです。

また、暑さによる体力の消耗、食欲低下や睡眠不足などで体の抵抗力が落ちやすくなる事も、夏に風邪が流行る要因です。

夏風邪の主な症状

夏風邪は冬の風邪と違って胃腸症状(腹痛、下痢、嘔吐)や発疹、結膜炎等が出やすいのが特徴です。冬の風邪は主に咳、鼻水、喉の痛み等の呼吸器症状が中心で、胃腸症状や発疹は少ない傾向にあります。

夏風邪の原因ウイルス(エンテロウイルスやアデノウィルス等)は高温多湿を好み、喉や腸で増殖しやすく、冬風邪のウイルス(インフルエンザやコロナウイルス)は低温乾燥を好みます。

このように、夏風邪は胃腸症状や発疹が特徴とされ冬の風邪と大きく異なります。

夏風邪を防ぐためのセルフケア

夏でも免疫力を高め保つ為には以下の方法がポイントとなります。

• 栄養バランスの良い食事→特にビタミンB群やビタミンA、C、亜鉛、ミネラルを積極的に摂取する。
• 発酵食品や食物繊維を取り入れて腸内環境を整える。
• 適度な運動や入浴で良い汗をかき、体温調整機能を保つ。
• 睡眠不足や疲労を溜めず、リラックスできる時間を持つ。
• 冷房にあたりすぎず、冷たい物の摂りすぎで体を冷やしすぎないよう注意し、湯船に浸かって体を温める。

夏の疲れをサポートするビタミン

・ビタミンA:粘膜を強化してウイルスの侵入を防ぐ【レバー、ウナギ，ホウレンソウ、ニンジンなど】

・ビタミンC:抗酸化作用があり、免疫細胞の働きをサポート【柑橘類、イチゴ、キウイなど】

・ビタミンB群:エネルギー代謝疲労回復を助ける。体調の維持に役立ちます。【野菜類、魚、納豆、牛乳など】ビタミンB群にはB2、B12、B1など幅広い種類があります。こちらに関しては今後のブログで記述していきます。

・ビタミンD:免疫細胞の活性化に関与します。【キノコ類、鮭、身欠きにしんなど】

・亜鉛や鉄などのミネラル【海藻類、魚介類、納豆、ナッツ類など】特にマグネシウムは体内で約300種類もの酵素を助けるミネラルです。

夏を迎える前に心掛けること

エアコンの効いた屋内にいる機会が増えたり、外気温との差が多くなる季節でもあります。これは人間の機能を調整する自律神経を最も狂わせる原因となり、体調を崩しやすくなるもとでもあります。

特に、日本人は世界から見ても働きすぎる、頑張りすぎる人達が大勢います。

知らず知らずのうちに体に大きくかかる負担は、不調の要因にもなります。

あなたはもうすでに沢山頑張っているのですから、自身の為に休息をしっかり取り、好きな事をして楽しく過ごす時間を取ってください🌸

好きな事、幸せだなと感じる事をしている時が何よりも細胞が活性化します。

そうして日頃から免疫力を上げる事が、風邪予防の最も有効的な方法となるのです🌸

最後まお目を通して頂きありがとうございました🐰